生物多様性・食糧・水

2007年07月12日

 

第4回オーライ!ニッポン大賞グランプリは「松浦党の里ほんなもん体験」

Keywords:  生態系・生物多様性  地方自治体  政府 

 

オーライ!ニッポン会議は2007年3月2日、第4回「オーライ!ニッポン大賞」グランプリ(内閣総理大臣賞)に、NPO法人「体験観光ネットワーク松浦党」「松浦体験型旅行協議会」が決定したことを発表した。

2003年に始まった「オーライ!ニッポン大賞」は、全国の都市と農山漁村の共生・対流に関する優れた取り組みを表彰し、国民へ新たなライフスタイルの普及定着を図ることを目的として、オーライ!ニッポン会議、農林水産省ほかの主催で実施している。この「オーライ!ニッポン」とは、都市と農山漁村のオーライ(往来)の活発化により、日本が健全に(all right)になることを表現したもの。

今回グランプリに選ばれた「体験観光ネットワーク松浦党」と「松浦体験型旅行協議会」は、長崎県北松浦半島地域で、体験者と受け入れ側が互いに心高まる体験型観光「松浦党の里ほんなもん体験」を展開している。民間主導のコーディネイト組織と担い手からなる13地区の受け入れ組織がネットワークを形成し、1日に最大2000名の受け入れが可能な体制を整えた。2006年の受け入れ人数は1万人を超えている。

「松浦党の里ほんなもん体験」は修学旅行生を中心にした体験プログラムで、地引網漁、森林間伐、酪農体験、長崎ちゃんぽん作りなどありのままの自然や暮らしの中での農漁業体験を提供している。また、民家泊は農漁村地域の生活そのものを体験できる。農漁業と体験型観光が一体化することで、地域に活力が生まれていると高く評価された。



http://www.maff.go.jp/j/press/2007/20070302press_2.html




登録日時: 2007/07/12 04:31:25 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ