2007年04月30日
Keywords: 交通・モビリティ 地方自治体 大学・研究機関 政府
環境省は、国際連合地域開発センター(UNCRD)、アセアン環境的に持続可能な都市に関する作業部会(AWGESC)、財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)とともに、2007年4月23、24日に、「アジアの市長による環境的に持続可能な交通に関する国際会議」を京都市で開催した。
環境省では、これまでUNCRDとともに、アジア地域における環境にやさしい交通の実現をめざし、政府ハイレベルによる政策対話会合「アジアEST( Environmentally Sustainable Transport) 地域フォーラム」を開催するなど、国レベルの取組を進めてきた。
今後、国レベルと共に都市レベルにおいてもESTに関する取組を強化することによる相乗効果が期待されることから、 2007年5月に京都で第40回アジア開発銀行年次総会が開かれる機会を活かし、同総会のプレイベントとして国際会議を開催した。アジア諸国の市長等が参加し、参加都市のESTに関する先進事例の共有化及びアジアの都市交通におけるEST推進に向けた政策対話を行う予定。
アジアEST地域フォーラムとは、アジア地域における環境的に持続可能な交通ESTの実現を目指して、日本とUNCRDが共同で2005年に設立した、アジア諸国政府ハイレベルによる政策対話会合。参加国は日本のほか、ASEAN諸国、中国、韓国、モンゴルの計14ヵ国で、その他に環境と交通に関する専門家、国際機関などが参加している。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=7944
http://www.iges.or.jp/jp/ue/index.html
登録日時: 2007/04/30 12:11:23 PM
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