エネルギー・地球温暖化

2007年02月18日

 

環境省、庁舎の暖房を原則中止

Keywords:  省エネ  地球温暖化  政府 

 

環境省は2006年11月27日、事務次官の記者会見において、東京・霞ヶ関の同省庁舎での暖房を12月1日から07年3月末まで原則中止すると発表した。例外として、無人で冷えている休日明けの月曜日の朝7時から10時まで、および室温が17度未満なる場合に暖房運転する。これによって2005年度の同庁舎の年間CO2排出量の約5.7%に相当する84トンの削減が見込まれる。

同庁舎の地球温暖化防止措置の充実強化のため、ハード面では、一部導入済みの複層ガラス窓の設置を順次増やす。LANの一部設備を省電力型に交換する。卓上にLEDのスタンドを配置して、蛍光灯の天井灯を減光する等の処置を行う。これらの措置で約10トンの削減になり、合計94トン、6.4%の削減が見込まれる。地方事務所においては、ビジターセンターなどを中心に木質ペレットストーブの設置などの対策を行う。

2006年度の政府計画は、2001年度比で7%のCO2削減を目標としている。環境省は目標達成に向けてウォームビズを実践し、他省に率先垂範の姿勢を示している。



http://www.env.go.jp/annai/kaiken/h18/j_1127.html




登録日時: 2007/02/18 12:03:03 AM

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