エネルギー・地球温暖化

2007年01月31日

 

三菱電機、赤外線センサーで最大50%省エネ可能なエアコン発売

Keywords:  省エネ  企業(製造業)  環境技術 

 

三菱電機は2006年11月6日、床や壁の温度と人がいる位置を検知する多素子赤外線センサー「人感ムーブアイ」を搭載した三菱ルームエアコン霧ケ峰ZWシリーズ7機種の発売開始を発表した。「人感ムーブアイ」により、最大50%の省エネが実現できる。

同製品はルームエアコン「霧ケ峰」の発売以来、40年間こだわり続けてきた快適性と省エネ性を両立させた集大成モデル。さらにエアコン内部の汚れによる電気代の増加を抑制する自動清掃機能を搭載している。

赤外線センサー「人感ムーブアイ」は左右160°に移動しながら室内をサーチし、熱画像データを取り込む。これにより、床や壁の温度だけではなく、人のいる場所まで把握して、効率のよい気流をすばやく送ることができるため、最大40%まで電気代を削減できる。また、同センサーは人の在・不在も判断し、誰もいない時には自動的に「不在省エネ運転」に切り替わるため、さらに約10%の電気代削減が可能だ。

加えて、フィルターのホコリをダストボックスにためる方式の「フィルターお掃除メカ」搭載により、フィルターの掃除を軽減できる。エアコンの内部の汚れは、低濃度のオゾンと水の力を併用した業界初の「オゾンシャワー洗浄」でニオイや電気代悪化の元となるカビや細菌を約99%除去する。これらの自動清掃機能により、掃除をしないで使い続けた場合に増加する電気代の30%を抑制する。また、同製品は2010年省エネ基準もクリアしている。



http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2006/1106.htm




登録日時: 2007/01/31 10:46:56 PM

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