生物多様性・食糧・水

2006年09月23日

 

林野庁、企業の森林整備・保全活動の促進についての報告書を発表

Keywords:  生態系・生物多様性  企業(製造業)  企業(非製造業)  政府 

 

林野庁は2006年6月20日、「企業の森林整備活動に関する検討会」報告書を発表した。同検討会は国民全体で森づくりを支える方策の一つとして、企業の森林整備・保全活動の促進のあり方について検討するため、同年2月から6月までの間に4回開催された。

同報告書によると、近年の企業の社会的責任(CSR)に対する関心への高まりを受け、企業が森づくり活動に参加する事例はみられるものの、その取組みは十分に広がっていない。

その理由として、一般の企業にとって森林整備・保全活動は未だ馴染みが薄く、本業との関連性や相乗効果などのイメージを持ちづらく、活動の参加についてステークホルダーに対する説明材料が不足していること、活動の場となる地域のニーズを踏まえた具体的な森づくりの提案や企業が参加したいと思うような森づくりの提案が不十分であること、企業、NPO、森林所有者、地域の関係者などを橋渡しするサポート役の不足などが挙げられている。

林野庁では同報告書などをもとに、企業の森林整備・保全活動を促進していくとともにグリーン調達や地域材利用の拡大も図っていく方針。



http://www.rinya.maff.go.jp/puresu/h18-6gatu/0620kigyonomori.htm


http://www.rinya.maff.go.jp/


登録日時: 2006/09/23 02:06:20 PM

英語記事はこちら


 


 

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