2006年07月15日
環境省は、PRTRデータの2004年度集計データを追加し、PRTRデータについてわかりやすく解説したガイドブック「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック-2004年度集計結果から」を作成したことを2006年3月16日発表した。制度とデータの概要に加え、化学物質管理に関して一般市民ができることについても例を挙げて示している。
PRTR制度は、化学物質の排出量・移動量の集計結果を公表し、人の健康や生態系への影響情報を市民・事業者・行政が共有することで、対等な立場のリスクコミュニケーションなど化学物質対策の議論が実施されるよう想定している。
このガイドブックは「PRTR制度とは」「PRTRデータ」「わたしたち市民にできること」「もっと知りたい時には」の4章で構成。社会全体で化学物質対策を進めるために、一般市民がPRTRを理解し、データを主体的に活用できるよう、用語の解説や読み解く留意点なども詳しく説明されている。
市民ガイドブックは日本語のみの作成だが、環境省のホームページ
http://www.env.go.jp/chemi/prtr/archive/guidebook.html
からダウンロードできる。
http://www.env.go.jp/chemi/prtr/archive/guidebook.html
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=6948
環境省、PRTRデータを読み解くためのガイドブックを作成 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/786-j
登録日時: 2006/07/15 09:11:02 AM
英語記事はこちら