エネルギー・地球温暖化

2006年04月13日

 

環境省「ウォームビズ」ポイント集で、CO2削減をさらに推進

Keywords:  省エネ  地球温暖化  政府 

 

環境省は2005年11月、暖房に使用するエネルギーの削減を目的とした「ウォームビズ」に関するポイント集を発表した。2005年の夏に「ク-ルビズ」を実施、冷房温度を抑える運動として成果を上げた同省は「ウォームビズ」を推進中。冬の間の暖房温度を20℃にし、働きやすく、暖かく格好良く過ごす運動として定着させることで、エネルギー消費量を減らし、ク-ルビズと共に地球の温暖化防止へつなげたいとしている。

ポイント集では、どのように「ウォームビズ」に取り組んでいけばいいのかを、写真や図を使いながらわかりやすく解説。オフィス環境を「ちょっとした工夫」を意識して行動することで暖房温度を抑えるためのアドバイスを、(1)ビジネスウエアの工夫、(2)部屋の温度を調整する工夫、(3)体を温める工夫、の3つの切り口から紹介している。

単純に服装の工夫やオフィス環境での改善活動だけでなく、朝食を摂取することにより体温を上昇し体の中から温まる、といった日常生活での工夫にまで踏み込み、個々の生活スタイルを変え「ウォームビズ」を展開していくことをアドバイスしている。

(財)省エネルギーセンターによれば、暖房温度を現在オフィスで一般的な23℃から20℃に設定変更することにより、消費エネルギーを約20パーセント削減できる。ク-ルビズと合わせ、「ウォームビズ」を強化していくとことで更なるCO2の削減が期待される。




http://www.team-6.jp/report/news/2005/11/051110a.html




登録日時: 2006/04/13 11:27:57 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ