生物多様性・食糧・水

2005年10月02日

 

三菱商事、日米欧でサンゴ礁保全の研究プロジェクト

Keywords:  生態系・生物多様性  企業(非製造業) 

 

三菱商事は2005年8月より6年間、日本・米州・欧州・アフリカの3地域において、環境保全型の社会貢献事業として「海洋生物研究プロジェクト」を開始すると発表した。このプロジェクトは、サンゴ礁の健全性保持と回復技術の確立・普及を目標としている。

これは、同社の50周年記念事業として実施され、年間予算は3,000万円、日本では静岡大学との共同研究となる。サンゴ礁研究の第一人者である同大学の鈴木款教授をプロジェクトリーダーに、琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底実験所でおこなわれる。サンゴ礁衰退の最大の問題といわれている「サンゴの白化現象」を科学的見地から研究し、白化防止及び回復技術の確立をめざしている。

同プロジェクトでは、研究だけでなく環境問題への理解を深めるためのプログラムも実施。同社の社員だけでなく、特定非営利活動法人アースウォッチ・ジャパンの協力を得て、一般からもボランティアを募集する。

これらのプロジェクトの成果は、学会や雑誌、セミナーなどで公表し、広く世界各地で活用してもらう予定。



http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2005/files/0000002118_file1.pdf


http://www.earthwatch.jp/


登録日時: 2005/10/02 10:12:44 AM

英語記事はこちら


 


 

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