交通・モビリティ

2005年01月27日

 

クルマのない一日 「横浜カーフリーデー」実施

Keywords:  交通・モビリティ  NGO・市民  政府 

 

車の利用を控え、都市交通や環境問題などを見つめ直す日として、「横浜カーフリーデー2004」が2004年9月23日、横浜・みなとみらい21地区で実施された。横浜でカーフリーデーの実施を呼びかけるイベントで、環境・まちづくり・交通関係の38市民団体でつくる横浜カーフリーデー実行委員会により主催された。

カーフリーデーとは街の中心部に車の乗り入れを禁止し、一日都心部において車のない日を人々に体験してもらう社会実験。ノーカーデーとの違いは、マイカー利用を制限する代わりに、公共交通の増便、運賃割引、レンタサイクルの利用によって、車がなくても便利だと体感してもらうことにある。

カーフリーデーは1997年にフランスで始まり、EU(欧州連合)の環境プロジェクトの一環として世界中に広まっている。日本では2004年、国土交通省の環境行動計画の中に「カーフリーデーの活用」が位置づけられた。

排出ガス、渋滞、事故、騒音などの都市環境の変化を実感することができ、交通システムの導入や都市環境のあり方について考えるきっかけの場でもある。当日は、燃料電池車の展示や太陽光発電、子どもが乗れるミニチュアの市営バスなど様々なコーナーが設置され、ウォーキングやサイクリングも行われた。






登録日時: 2005/01/27 01:41:12 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ