エネルギー・地球温暖化

2003年03月07日

 

横浜市、100基のソーラー・省エネ照明灯設置を決定

Keywords:  省エネ  再生可能エネルギー  地方自治体  地球温暖化 

 

神奈川県横浜市では、2003年3月末までに市内4ヶ所に合計100基の省エネ照明灯を設置する。この照明灯は、太陽光発電を利用し、省エネ効果の高い白色発光ダイオードを使用するもの。市民が地球温暖化問題について認識を深めるきっかけ作りや、太陽光エネルギーの活用の積極的な推進を目指す。

発光ダイオードの消費電力は、同じ明るさの白熱電球と比較して約1/8、蛍光灯の約1/2。さらに、小型軽量で明るく、長寿命、耐衝撃性に優れている、水銀を含む蛍光灯のように有害なゴミにならないなど、省エネルギー以外の面でも優れた光源として注目されている。

横浜市は、この照明灯を100基設置することで、年間約2.6トンの二酸化炭素排出量を削減できるとしている。これは186本のスギが1年間に吸収する二酸化炭素量に匹敵する。

同市では、平成3年12月に開園された美術の広場(西区)でも、日中太陽光で蓄電池を充電し、夜間に発光ダイオードを光らせる環境配慮型の照明を取り入れている。





登録日時: 2003/03/07 10:43:14 AM

英語記事はこちら


 


 

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