政策・制度・技術

2002年11月08日

 

気象庁、「黄砂予報」のための予算要求

Keywords:  環境技術  お金の流れ  政府 

 

気象庁は、平成15年度気象庁関係予算として、黄砂に関する情報の提供のために、1400万円を要求した。

近年、大陸の砂漠化に伴い、黄砂の規模および飛来件数が増加している。日本国民の生活や交通機関にも支障が出ており、中国、韓国でも深刻な影響が出ている。しかし、黄砂の飛来・降下の実況や予測情報の提供十分ではない。

日中韓3ヶ国環境大臣会合において、黄砂への取り組みの重要性が共通認識されたことを受けて、環境省が黄砂のモニタリングを担当し、気象庁が各種観測データを担当し、日本の先進的な数値予測モデルを活用して、予測を進める計画。

予測情報を発表することにより、国民生活における安全の確保、健康被害の軽減、交通の安全確保、適切な運行に資するとともに、要請に応じて東アジア近隣諸国へも情報を提供する考え。



http://www.jma.go.jp/jma/press/0208/28a/gaisanH15.pdf




登録日時: 2002/11/08 06:16:44 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ