2012年06月13日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 企業(製造業) 環境技術
ソニーは2012年2月14日、電力を利用者や電子機器ごとに管理、利用する認証型コンセントを開発したと発表した。この認証型コンセントにより、利用者は電子機器ごとの電力管理、電力利用履歴の記録や、電子マネーとの組み合わせによる電力課金、決済などができるとしている。
この認証型コンセントは、電力利用のインターフェースであるコンセントに電子マネーなどに用いられる非接触IC技術を組み合わせたもので、電子機器のプラグに非接触ICチップを搭載し、コンセントにカードリーダ/ライタ、通信インターフェースを組み込んだ。電子機器がコンセントに接続された場合に、電子機器と利用者を判別し、使用電力と利用者の関連付けを行うことができる。
将来、認証型コンセントの普及により、例えば、認証型コンセントとインターネット上のクラウドサービスとを組み合わせ、利用者の電力利用形態に合わせた、最適な電子機器利用を提案するサービスや、電力需給がひっ迫した際に、緊急度の低い電子機器の電源をオフするなどの電力管理が可能になるとしている。
電気・電力など国内10社、HEMS市場確立・普及で共同検討体制を立ち上げ(関連のJFS記事)
スマートグリッドからスマートコミュニティへ
登録日時:2012/06/13 06:00:15 AM