2011年06月05日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(非製造業) 地球温暖化
宅配便会社大手のヤマト運輸では、自動車を使用せず、台車や新スリーター(リヤカー付き電動自転車)で集配を行うサテライトセンターの出店に取り組んでいる。
市街地や住宅密集地域における集配効率を高め、年々の荷物の増量に伴う車両台数の増加を抑制して、CO2・大気汚染物質の排出量削減を図るもの。また、違法駐車や交通渋滞の解消につながるなど、人と街にやさしい集配システムでもある。
2012年までの目標は累計1,000店。自動車を使わない集配が可能な地域は限定されるが、2009年度は13店を増設し、2010年3月末現在でサテライトセンターは全国で971店となった。
サテライトセンター以外のセンターでも、エリアに応じた集配方法の選択により車両台数の削減を図っている。半径400メートル以内の近いエリアの集配については台車や新スリーターを活用。半径400から800メートルのエリアは軽自動車により集配。半径800メートル以上の距離のあるエリアについては低公害車を使用し、集配車をルート内の決まった場所に停車して、そこからは台車で集配するバス停方式を推進している。
リヤカー付き電動自転車で楽々集配、ヤマト運輸(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/027740.html
登録日時:2011/06/05 06:00:15 AM
台車主力のサテライトセンター、971 店に
http://www.yamato-hd.co.jp/csr/yg_csr/2010/pdf_ytc/2010-31-kankyo-ondanka.pdf