2010年04月10日
Keywords: 交通・モビリティ 企業(製造業) 地球温暖化
大手繊維等メーカー東洋紡績と、大手飲料メーカーサントリーグループのサントリーロジスティクスは、2010年1月7日、東洋紡績子会社の東洋紡ロジスティクスとサントリーロジスティクスの、異業種間での共同物流の開始を発表した。両社合計で年間約100トンのCO2削減が期待できる。なお、東洋紡績は、これに先立ち総合化学メーカーの住友化学との共同物流も発表している。
東名ルートの輸送の復路において、東洋紡とサントリー両社が、空になったトラックにお互いの荷物を積み、物流を効率化する。両社が物流データを分析、荷物積載が片道のみのルートを抽出し、共同物流の可能性を検討した結果、今回の導入に至った。
東洋紡は主にフィルム製品を、サントリーは主に飲料製品を輸送する。今後は対象地区を全国に拡大するとともに、対象製品の拡大も検討している。
東洋紡と住友化学、共同物流開始でCO2削減へ(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029820.html
東洋紡ロジスティクスとサントリーロジスティクスによる異業種共同物流の開始について
http://www.toyobo.co.jp/press/press371.htm
登録日時:2010/04/10 06:00:15 AM