エネルギー・地球温暖化

2008年11月15日

 

アサヒビール 社有林のCO2吸収量で国内初の第三者機関証明を取得

Keywords:  地球温暖化  企業(製造業)  生態系・生物多様性 

 

アサヒビールは2008年7月、広島県庄原市・三次市に広がる社有林「アサヒの森」が吸収するCO2量について、国内で初めて第三者機関の証明を取得した。年間の吸収量は12200トンとのこと。

同社は環境保全を重視して、1941年から「アサヒの森」づくりをしてきた。総面積は2165ヘクタールで、東京ドーム463個分、東京都千代田区と中央区を合わせた面積に匹敵する。これまでに水源涵養保安林や県立自然公園などの指定を受け、保護すべき貴重な森林資源とされてきた。

今回森林に関する幅広い事業実績を持つアミタが調査を行った。CO2吸収量の算定は、国際指針に基づき、京都議定書でも採用された方法を採用。アサヒビールが独自に調査した結果も12000トンで、アミタの出した結果とほぼ同じであることが証明された。

京都議定書で日本が義務づけられた温室効果ガス6%削減のうち、3.8%は森林のCO2吸収でまかなうとされている。同社では、これからも「アサヒの森」の適正な管理などで、持続的な取り組みをしていきたいとしている。

社有林「アサヒの森」CO2吸収量 国内初の第三者機関の証明を取得
http://www.asahibeer.co.jp/news/2008/0704.html
アサヒの森
http://www.asahibeer.co.jp/quality/forest/main.html

登録日時: 2008/11/15 13:11:03 PM

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