エコ・ソーシャルビジネス

2005年11月09日

 

自社植林木チップを初めて配合した用紙を発売 富士ゼロックス

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

富士ゼロックスと富士ゼロックスオフィスサプライは、ニュージーランドの自社植林木チップを初めて配合した環境配慮型コピー/プリンター用紙の新商品『FR』(エフ・アール)を王子製紙と共同で開発し、2005年6月1日に発売した。商品名『FR』のFはForest(森)の頭文字で「森のリサイクル」を、RはRecycle(再生)の頭文字で「紙のリサイクル」を意味する。

この用紙は「植林木パルプ」と「新聞古紙パルプ」を50%ずつ配合したもので、「植林木パルプ」は一般植林木およびニュージーランドから日本向けに出荷したFSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)認証の自社植林木チップから作ったもの。

両社は、自然環境の保護と資源の確保の両立を大きな課題と考え、古紙パルプ配合率50%以上を維持しながら、残りのフレッシュパルプのすべてを「植林木パルプ」と「認証林パルプ」に移行する「環境配慮型パルプ増配合計画」を進めてきた。『FR』の発売により、この計画がより一層進展することとなる。



http://www.fujixerox.co.jp/release/2005/0530_fr.html


富士ゼロックス、ニュージーランドの自社植林木チップを出荷 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1055-j


登録日時: 2005/11/09 04:01:31 PM

英語記事はこちら


 


 

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