エコ・ソーシャルビジネス

2005年02月11日

 

マツダ、水素ロータリーエンジン車の公道走行を開始

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  交通・モビリティ  企業(製造業)  再生可能エネルギー  環境技術 

 

マツダは、水素でもガソリンでも走行できる水素ロータリーエンジン車を開発しており、2004年10月27日、世界で初の公道走行試験を開始した。

マツダRX-8をベース車両とし、運転席でのスイッチの切り替えにより、水素での走行、ガソリンでの走行を選択できるデュアルフューエルシステムを採用。容量74リットルの高圧(35MPa)水素タンクおよび61リットルのガソリンタンクを装備しており、水素ステーションなどのインフラが未整備の地域でも水素燃料切れの不安なく走行できる。

同社は、公道走行試験によってデータ収集や公道における実用性能の把握を行い、今後2年以内に官公庁や企業向けリース販売開始を目指す。

水素ロータリーエンジンは、水素使用時には二酸化炭素の排出はゼロ、窒素酸化物もほとんど発生しない優れた環境性能を持っている。既存のエンジン部品や生産設備などを活用できるため、低コストでの実用化が可能であり、信頼性も高い。同社は、内燃機関の可能性を示すエンジンとして実用化に向けた開発を進め、水素エネルギー社会の実現に貢献したい考え。



http://www.mazda.co.jp/corporate/publicity/release/2004/200410/1027.html




登録日時: 2005/02/11 01:39:36 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ