エコ・ソーシャルビジネス

2004年11月30日

 

東芝、世界最小・親指サイズの燃料電池を開発

Keywords:  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業)  環境技術  省エネ 

 

東芝は、ウエアラブルな(身に着ける)小型オーディオプレーヤやワイヤレスヘッドセットなどの小型電子機器向けに、燃料電池を用いた世界最小の電源システムを開発し、2004年6月発表した。今後用途に応じた仕様の最適化や信頼性の向上などの改善を実施し、2005年中の実用化を目指す。

横22mmx縦56mmという親指サイズで100mWの出力。電極内の触媒を直径数ナノレベルという超微粒子にし、高密度に配置する技術を導入した結果、全般的な構造が最適化され、セルの小型化を可能とした。

メタノールを希釈せずに使用して発電できる。内蔵タンクの容量は2mLで、小型オーディオプレーヤであれば、最大約20時間の駆動が可能。

ノートパソコンや携帯電話向けに、アクティブ型燃料電池を開発してきた同社は、今回のパッシブ型燃料電池と合わせ、幅広い用途に対応できる燃料電池技術を開発していく予定。



http://www.toshiba.co.jp/about/press/2004_06/pr_j2401.htm




登録日時: 2004/11/30 04:36:28 PM

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