2004年05月20日
Keywords: 再生可能エネルギー NGO・市民 政策・制度
太陽光発電の普及を目指す滋賀県彦根市のNPO「燦(さん)電会」は、同市初の市民共同発電所・燦電1号を、同市賀田山町の社会福祉法人ひかり福祉会の「たんぽぽ作業所」の屋根に設置した。設置資金として、一般から出資を募っている。
共同発電所1号は、太陽光パネル25枚を設置。発電出力5キロワットで年間5000キロワット時の供給を見込んでいる。総事業費約370万円。滋賀県が2003年創設した「県非営利活動団体による太陽光発電施設設置支援事業」の補助170万円を受け、残り約200万円は1口5万円で一般の出資を募る。
同会によると、発電した電力は同作業所に市価より安く売却する。出資者には毎年、売上代金の中から出資額の4-5%を20年間にわたって還元するという。
同会は、2003年2月に「無尽蔵でクリーンな太陽光の活用」を掲げて発足し、個人や法人などの会員が、それぞれ太陽光発電を設置するなどの普及活動を続けている。
http://www.ex.biwa.ne.jp/~sunden
登録日時: 2004/05/20 01:40:53 PM
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