2002年08月24日
日本とカザフスタンの両政府は、日本側がカザフ内の火力発電所を改修する代わりにCO2の排出権を取得する契約を結んだ。契約に基づいて改修されるのは、西カザフスタン州ウラルスク市の火力発電所。経産省の外郭団体である新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が省エネ工事を担当し、削減可能な年間約6万トンを日本の削減量として計算する。
日本は京都議定書で約束した温室効果ガスの削減量6%のうち、1.6%(年間1900万トン)をこうした二酸化炭素排出量の取り引きによって達成する予定。経産省は今後、国レベルでの取り組みのほか、国内企業の同様の取引を支援する方針。
登録日時: 2002/08/24 01:08:42 PM
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