2002年08月24日
Keywords: エコ・ソーシャルビジネス 大学・研究機関 環境技術 省エネ
大阪大学では、ナノテクノロジーを駆使して熱が発生しない白熱電球の開発中で、プロトタイプを2003年3月までの開発をめざす。
白熱電球に触れると熱いが、これは、可視光領域だけでなく、同時に赤外領域の電磁波も発生しているため。目に見えない赤外光の発生を抑えることで、省エネがはかれる。
阪大では、ナノテクを用いて赤外光が発生しない構造のフィラメントの開発に取り組んでいるが、具体的には、フィラメントの表面に微細な孔を作ることで、「可視光と赤外光の境界である波長は790nm。この半分の約390nmの溝を作ることで、構造的に‘赤外光の存在を禁止’」することをめざしている。
登録日時: 2002/08/24 05:32:32 AM
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