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2006年01月28日

 

持続可能な日本のビジョン - 個人

個人の豊かさ、生活の質

人々は積極的で豊かな生活者、責任ある消費者となります。

生活者としては、自然の摂理に沿って、自然の恵みの中で暮らし、大量に消費することより、生活の質に重点を置き、スローライフへゆるやかに移行します。もったいないの精神で、足るを知り、手を使い、身体を動かし、長寿を維持しながら、物質的な豊かさと精神的な豊かさのバランスを求めます。

コミュニティの原単位である家族のために費やす時間が増え、さらに隣近所との健康なお付き合いも復活し、一人ひとりが市民意識と責任を持って街づくりに参画し、協働します。

消費者としてはグリーン購入や倫理的消費、フェアトレードの目線を持ち、自らの消費行動が社会に与える影響を考え、時に企業や市場に対して発言や行動を行います

働き方も変わり、たとえば知識社会におけるナレッジワーカーは、在宅で仕事ができる機会が増大し、子供を持った人でも仕事を続けられる等、社会参加、職業選択の選択肢が多彩に拡がります。それぞれの人が自らの天職につきます。労働の量よりも質がより重要になります。

それぞれの夢や希望の実現を社会が後押しするシステムの中で、個人は生涯学習・能力開発をすることができ、共に学び、成長します。

子供のいじめはなく、老人は社会の先達として尊敬され、安心して老い、天寿を全うします。老若男女、誰もが笑顔で、安心して、健康に暮らします。

宗教政治思想の自由が守られ、高い倫理と信頼によって、搾取でなく相互の助け合いにもとづく、結いの精神でつながりによって生かされる社会、個人の夢や希望の実現を、社会が後押しするスタイルが確立されます。

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