エネルギー・地球温暖化

2010年04月08日

 

三菱電機、消費電力量削減のエレベーター管理システム開発

Keywords:  省エネ  エコ・ソーシャルビジネス  企業(製造業) 

 

JFS/Mitsubishi Electric Develops Elevator Control System to Reduce Power Consumption
Copyright 三菱電機株式会社


総合電機メーカー大手の三菱電機は2010年1月14日、エレベーター省エネ群管理システムを開発したと発表した。同社シミュレーションによるとエレベーター4台・16階床の一般的なオフィスビルでの1日の消費電力量が最大で10%(約10kWh、CO2換算約5.55kg)削減できるという。

従来のエレベーターの群管理システムは、利用者の待ち時間を最小とするよう複数台のエレベーターを効率よく運用するための配車システムで、利便性を重視したコントロールを行うため、エレベーター全体の消費電力量を増加させる場合があった。

今回開発されたシステムでは、利用者が乗場でボタンを押したときに、各エレベーターの位置や乗車率から消費電力量を推定して、運行効率と省エネを両立するエレベーターを選んで配車をコントロールし、朝夕や昼食時間帯などの混雑時には利便性を優先し、空いている時間帯は省エネ性を優先する。

同社では、同システムを搭載したエレベーターを2010年4月から国内外の市場に順次展開する予定。

三菱電機、省エネ行動お知らせナビを搭載したエアコンを新発売(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/029464.html
エレベーター省エネ群管理システムを開発
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2010/0114-b.htm

登録日時:2010/04/08 06:00:15 AM

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