2006年度省エネ優秀事例の表彰、松下、トヨタ、東芝など

財団法人省エネルギーセンターは、「2006年度省エネルギー実施優秀事例表彰」を決定し、2007年１月31日に表彰式を行った。全国から応募があり、各地区大会で発表された131事例を対象に厳正な審査を行い、東芝、松下電工、トヨタ自動車などの企業や大阪市などの自治体31団体を選出した。

東芝大分工場は、「半導体工場における蒸気負荷の省エネ」という取組みが評価され、資源エネルギー庁長官賞を受賞した。同工場では、クリーンルームの空調およびウエハー洗浄用純水の加温に大量の蒸気を使用する。今回この蒸気負荷の削減に着目し、空調加温方式変更と、製造装置からの廃熱を純水加温に回収・利用することにより、蒸気の省エネを図った。

同表彰は、我が国のエネルギー・資源を効率的に活用し、製造業をはじめあらゆる分野における省エネルギー技術の向上・発展と具体的な省エネルギー活動の推進を図り、地球環境問題の大きな課題である温室効果ガスの排出量削減に貢献するために開催されている。

同センターでは、この発表を通じて、異業種においても応用できる省エネルギー技術、手法等のヒント、アイデアを共有し合うことを期待している。



http://www.eccj.or.jp/pressrelease/070122.html


http://www.toshiba.co.jp/env/jp/news/070209.htm


登録日時: 2007/08/18 11:35:27 PM

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