エネルギー・地球温暖化

2007年03月11日

 

日立金属、省エネルギー型冷水供給機を発売

Keywords:  省エネ  企業(製造業) 

 

半導体工場をはじめ各分野の生産ラインでは、精度向上・生産性向上のため、室温に近い一定温度の冷水の必要性が増大しており、冷水供給装置が設置されているが、日立金属は、省エネルギー化に貢献する空冷式冷水供給機「チルドタワー」のコンパクト化、ラインアップ拡大、低価格化を図り、2006年12月より販売を開始した。

同社の試算によると、空冷チラーシステムに比べ、約50%の省電力化(20℃供給の場合)がはかれ、ランニングコスト低減で、チラーシステムとのイニシャルコスト差を2-3年で回収できる。

同製品は、冷却塔とチラーをハイブリッド化することで、大気から得られる冷熱エネルギーを効率よく利用すること(フリークーリング)が可能。外気温の低い時には、チラーの運転を必要とせず、冷却塔の運転だけで充分に冷却熱量を賄い、省エネルギーを実現。また、冷却塔運転・チラー運転の選択を、最も効率的になるように自動制御を行う。

また、新たな特長として、コンパクト化(設置面積を40%低減し、スペース的に設置が難しかった場所へも設置が可能)、ラインアップを拡大(圧縮機出力15kW(20RT)から60kW(80RT)までを準備)、運転音を低減(騒音値を4-5dB低減)、低価格化(従来同等機種との比較で価格を約18%ダウン)があげられる。



http://www.hitachi-metals.co.jp/press/news/2006/n1129.htm




登録日時: 2007/03/11 11:01:58 PM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ