エネルギー・地球温暖化

2006年12月25日

 

東ガスなど3社、燃料電池式構内運搬車を5年間で共同開発へ

Keywords:  省エネ  交通・モビリティ  企業(製造業)  企業(非製造業)  政府 

 

東京ガス、JFEコンテナー、関東農機の3社は2006年9月11日、燃料電池ターレット式構内運搬車を共同開発する契約を締結したと発表した。3社は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け、5年間を目標に、燃料電池のクリーンな特性を活かした燃料電池ターレット車を開発する。

ターレット式構内運搬車は、ガソリンエンジンなどを動力とする「エンジン式」や充電式バッテリーを電源とする「電動式」があり、生鮮市場や工場構内などの運搬用として、国内で約1万1000台が利用されている。

近年では、環境に配慮して電動式が増えているが、走行2時間に対して充電8時間といった使い勝手の悪い面がある。燃料電池は、有害な排気ガスを出さず、燃料水素の充填が数分で済むという利点があるため、既存のターレット市場への導入のほか、新設市場の需要にも対応できる。

3社はそれぞれの開発経験を生かし、東京ガスは燃料供給者として、水素を供給する充填所の開発を、JFEコンテナーは高圧ガス容器メーカーとして、カセット式水素供給システムの開発を、関東農機はターレット構内運搬車メーカーとして、車両の開発を担当する。



http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20060911-01.html


http://www.jfecon.jp/
http://www.kantonoki-jp.com/


登録日時: 2006/12/25 06:31:40 AM

英語記事はこちら


 


 

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