化学物質

2005年08月27日

 

気象庁、紫外線予報を開始

Keywords:  化学物質  政府 

 

気象庁は、2005年5月17日からホームページ上で毎日の紫外線の強さの情報提供を開始した。

紫外線を浴びすぎると、皮膚ガンや白内障などの病気になりやすくなることが国際的な研究で明らかになってきている。気象庁では、紫外線の強さをわかりやすく数値化した指標であるUVインデックスを参考に対策を取るように呼びかけている。

UVインデックスは世界保健機関(WHO)や環境省が推奨しているもので、1-2は安心して戸外で過ごせるレベル、3-7はできるだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用し、日陰にいた方がいいレベル、8以上は必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用し、日中はなるべく外に出ないように注意するレベルとなっている。

気象庁はこれまでも紫外線の観測を行ってきたが、天気予報などに用いられる計算手法を応用するなどの技術開発を進めた結果、地上に届く紫外線の量を予測することが可能となった。 ホームページに、全国の紫外線の強さの予測や実際の観測結果などをUVインデックスを用いてわかりやすい図情報として掲載している。



http://www.jma.go.jp/jp/uv/000.html?elementCode=0


登録日時: 2005/08/27 05:13:41 PM

英語記事はこちら


 


 

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