2011年12月06日
Keywords: 生態系・生物多様性 企業(製造業) 企業(非製造業)
日本の農業の活性化を目指し様々な取り組みを行なうベンチャー企業・マイファームとドコモ、NECは2011年8月25日、東日本大震災の津波で塩害を受けた農地の復興支援事業に関して、業務提携することを発表した。東北地方の太平洋沿岸の多くの農地は、地震に伴う津波の塩害により耕作ができない状態となっている。3社はマイファームが有する塩害除去の技術と、ドコモとNECが有する各種センサー活用のノウハウを活かすことにより、塩害被災地の農業の復興に貢献していく。
マイファームが新たに開発した塩害土壌改良材は、塩分を分解する微生物を活用した天然の改良材であり、塩害を受けた土壌に混ぜこむことで農地を再生することができる。マイファームは本改良材により、自らが支援する被災農地の再生を行うと共に、塩害を受けた農家などに対してこの販売を開始する。
ドコモとNECは、マイファームが支援する農地に両社の環境センサーを設置して降雨量や土壌の塩分濃度等を計測し、両社が持つ携帯電話ネットワークやクラウドサーバを活用しつつ効果測定を行う。測定されたデータは本改良材を販売する際に無償で提供し、普及に向けて活用することとしている。
東日本大震災は生態系や生物多様性にどのような影響を与えたのか
http://www.japanfs.org/ja/join/newsletter/pages/031169.html
登録日時:2011/12/06 06:00:15 AM
東日本大震災により塩害を受けた農地の復興に向けた業務提携について
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2011/08/25_00.html
http://www.nec.co.jp/press/ja/1108/2502.html
マイファーム考案 塩害農地専用の土壌改良材
http://www.myfarm.co.jp/soil/