2006年08月16日
Keywords: 3R・廃棄物 NGO・市民 エコ・ソーシャルビジネス 地方自治体 大学・研究機関
2006年4月26日、飲料を購入するとき出るつり銭を募金できる全国初めての「募金箱型自販機」が宮城県の東北福祉大学に設置された。料金投入口の上に10円と100円の「募金ボタン」があり、飲料を買った後、押した回数分の金額が募金になり、釣り銭から差し引かれる仕組み。募金だけの利用や、募金なしでの購入もできる。
募金は、自販機を開発した宮城県仙台市のNPOみやぎハートフルベンダーが集計し、同県共同募金会へ贈る。飲料メーカーや管理団体、設置先も売上に応じて募金をする。
また、滋賀県庁では2006年4月25日から、自分のカップを持参して飲料が購入できるマイカップ式自動販売機を設置している。国や地方自治体では、経済産業省や、静岡県、長野県などがこれまでに導入しているが、西日本の地方自治体では初めて。
持参のカップを利用すると、価格が10円引きとなるが、従来通りの紙コップの利用も可能。滋賀県では、紙コップの使用を抑えることで、年間約144kgのごみの減量を見込んでいる。
http://www.tfu.ac.jp/
http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2006/4/24/0424df0001.pdf
経済産業省 マイカップ自販機の設置で実証実験 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1278-j
登録日時: 2006/08/16 10:02:04 AM
英語記事はこちら