2012年12月03日
名古屋大学エコトピア科学研究所の長谷川達也教授らのグループは、バイオメタン自動車を開発し、2012年8月27日に大学構内で公開、記者会見を行った。
生協の学食から出る生ゴミを原料にバイオメタンを生成し、10気圧未満の低圧で吸着剤に吸着させて貯蔵する技術を開発、発電や自動車燃料に活用したもの。災害時などに分散型エネルギー源としての利用も期待される。
2010年9月にはインド工科大学デリー校と共同でインドの寺院と農村に小型バイオガスプラントを1基ずつ寄贈・設置しており、今後も開発途上国との国際連携や、防災対策に活用できるよう被災地の民間企業と共同で更に研究開発を進めていく予定とのこと。
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