エネルギー・地球温暖化

2011年06月15日

 

富士通 水素ステーション集中管理システムを構築

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業) 

 

富士通は2011年2月28日、社会実証試験を通じて水素供給ビジネスの検証を行う水素供給・利用技術研究組合(以下、HySUT)と共同で、水素ステーションにおける水素の在庫状況や充填情報、水素ステーションの稼働情報、燃料電池車両走行情報などの実証データをトータルに管理する「水素ステーション集中管理システム」を構築したと発表した。

同システムは、水素供給インフラにおける情報システム基盤で、燃料電池自動車への充填、製造・調達・補充によりリアルタイムに増減する水素量を把握し、水素ステーションの稼働情報や燃料電池車両走行情報などの実証データをトータルに管理するもの。HySUTは、本システムの実証データをもとに、安定した水素供給のフローの確立と将来のビジネスモデルの検証を行う。

HySUTは、水素社会構築の実現を目的とする経済産業省の「水素利用社会システム構築実証事業」の支援のもと、水素を使った燃料電池自動車のインフラ整備に向けて実証試験を行う「水素ハイウェイプロジェクト」を担っている。同プロジェクトでは、首都圏に3か所の水素ステーションを配置し、燃料電池バスや燃料電池自動車を高速道路で定期運行させるとともに、水素の安全かつ簡便な製造、輸送、貯蔵利用について実証試験を行っている。

世界初 燃料電池バスの本格的な高速道路定期運行が始まる(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030873.html

登録日時:2011/06/15 06:00:15 AM

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参照元

「水素ステーション集中管理システム」を構築
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/02/28-1.html


 

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