エネルギー・地球温暖化

2010年11月19日

 

4地域で「次世代エネルギー・社会システム実証」事業開始

Keywords:  再生可能エネルギー  政府 

 

経済産業省は2010年8月11日、「次世代エネルギー・社会システム実証」を行う4地域(神奈川県横浜市、愛知県豊田市、京都府(けいはんな学研都市)、福岡県北九州市)が策定したマスタープランを公表した。同実証は、新成長戦略の「グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略」におけるスマートグリッドの構築と海外展開を実現するための取組とされる事業。

4地域は応募20地域の中から同省が4月に選定した。4地域は実証事業の内容を具体化するため、次世代エネルギー・社会システム協議会での議論などを踏まえてマスタープランを策定し、5年間にわたる事業を開始する。

京都府では、家庭、ビル、EVを結び、電力系統と必要な情報連携その他を行い、地域全体のエネルギー効率の向上と再生可能エネルギー活用の最大化を達成する。学研都市から生み出される先進技術の実証への適用を目指す。

北九州市では、工場群にある排熱や水素を民生利用するとともに、建物間の電力融通を行うなど、地域エネルギーの有効活用を図る。地域のエネルギー需給状況に応じて電力料金を変動させるダイナミックプライシングを実施するとともに、家電機器等の制御を行う。


トヨタなど、本拠地豊田市で低炭素社会構築に向けた実証プロジェクト開始(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030203.html
東京ガス「次世代エネルギー・社会システム実証」事業開始(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/030386.html

「次世代エネルギー・社会システム実証」のマスタープランを公表
http://www.meti.go.jp/press/20100811001/
20100811001.html

http://www.meti.go.jp/press/20100408003/
20100408003.html

登録日時:2010/11/19 06:00:15 AM

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