エネルギー・地球温暖化

2010年03月07日

 

マンション共用部の照明を、太陽光パネルと蓄電システムで

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業)  環境技術 

 

大手商社の伊藤忠商事と伊藤忠都市開発は2009年12月16日、分譲マンションに太陽光パネル、定置用蓄電システム、LED(発光ダイオード)を導入し、マンション共用部の照明消費電力のほぼ全量を太陽光発電で賄うしくみを構築すると発表した。

分譲マンションは、5階建で総戸数51戸のクレヴィア二子玉川(東京都世田谷区)で、2010年3月販売開始、2011年3月入居開始予定。業界初の試みとなる蓄電システムの導入により昼間の太陽光発電の余剰電力を貯蔵し、夜間の消費電力にも割り当てることが可能となる。電灯には消費電力の低いLEDを採用することで、共用部の年間照明電力約3万6900kWhが約1万kWhに減り、ほぼ全量をクリーンエネルギーで賄えるようになる。

これにより年間約20.5トンのCO2排出量が削減される。また、共用部の照明電力代が低減することで、1戸当たり毎月約1200円の管理費負担が軽減される。

業界初、マンションへの蓄電池システム導入について
http://www.itochu.co.jp/ja/news/2009/091216.html

登録日時:2010/03/07 06:00:15 AM

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