エネルギー・地球温暖化

2009年06月29日

 

三菱電機 インフラが不十分な地域向けの新型太陽電池モジュールを発売

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業) 

 

JFS/Mitsubishi Stand-Alone PV Modules
Copyright 三菱電機株式会社


三菱電機は2009年4月10日、米国の内陸部や新興国の遠隔地等、発電所や送電線などのインフラが不十分な地域向けに、「海外独立形システム向け太陽電池モジュール」の新製品4機種の発売を開始した。

独立形システムでは、太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせ、電力会社の系統と連系せずに、電力供給する。同製品は、これら独立形システム向けの115Wから130Wの太陽電池モジュールで、動作電圧は独立形システムで主に採用される12Vバッテリーに対応。従来品よりも米国内陸部や新興国の遠隔地等の設置環境に適した仕様で、地域、用途ごとに異なる幅広い要求に応えるとしている。

同社では、米国では2012年までに太陽光発電システムの市場規模が、年間1ギガワットを超え、そのうちの2割程度が内陸部の街路灯、信号機、スプリンクラー等に電力を供給する独立形システム用途になると予測している。アジアやアフリカなどでも、発電所や送電線などのインフラが不十分な地域の電力需要に対応するため、独立形システムの導入が進められている。

三菱電機 海外向け小型太陽電池モジュール4種を新発売(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/028626.html
三菱電機「海外独立形システム向け太陽電池モジュール」新発売のお知らせ
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2009/0408.htm

登録日時: 2009/06/29 06:00:15 AM

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