2008年03月14日
Keywords: 環境技術 3R・廃棄物 企業(製造業) 再生可能エネルギー 地方自治体 大学・研究機関 政府
燃料電池で発電した電気で点灯デモ
Copyright 京都市環境局
水素ガスの生成方法は、収集した家庭ごみを生ごみと活用不可能なごみに分別し、生ごみに発酵処理を施してバイオガスを発生させ、変換装置により水素ガスに変換する。また、廃食油よりバイオディーゼル燃料を製造する際に発生するグリセリンを発酵させてバイオガスを発生させ、変換装置により水素ガスに変換する。同市では2000年4月より廃食油から生成したバイオディーゼル燃料をごみ収集車や市バスに使用している。
2007年現在、市内の家庭ごみの約4割を占める生ごみは焼却処分されており、同市は同研究により生ごみを新たな燃料として活用することで焼却ごみの大幅減量、温室効果ガス排出量削減、環境に優しいエネルギー確保という総合的な環境政策を推進したい考え。
京都市のバイオディーゼル燃料化事業、農林水産大臣賞を受賞 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/920-j
京都市、生ごみ・廃食用油から水素ガス生成の実証研究開始 (関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/db/1263-j
登録日時: 2008/03/14 02:45:06 PM