3R・廃棄物

2006年11月03日

 

生ごみの地域循環型リサイクルシステム広がる 仙台市

Keywords:  3R・廃棄物  地方自治体 

 

仙台市では、家庭から排出される生ごみの減量・リサイクルを推進するため、2004年9月に市内2箇所で始めた「生ごみの地域循環型リサイクルシステムモデル事業」が着実に効果をあげている。

市がごみ集積所に隣接して設置する業務用電気式生ごみ処理機に、各家庭が生ごみを分別・投入して共同処理を行い、生ごみ処理機からの生成物は、農家で完熟たい肥にして野菜づくりに利用するしくみ。野菜市等の開催により、実施地域にも還元される。利用者からは「生ごみが減量でき、堆肥としてリサイクルできるのがよい」などと好評。

また、同市は家庭用電気式生ごみ処理機の購入費補助も実施し、各家庭での生ごみ処理も推進。生成された乾燥生ゴミは、各区で定期的に開催される野菜市の会場や各区の環境事業所で、野菜や野菜交換券、花の種と交換できる。

野菜と交換あるいは拠点で回収された乾燥生ごみは2004年度853キロ、2005年度1,219キロ。生ごみ量に換算すると2004年度は約6トン、2005年度は約8.5トンの生ごみがリサイクルされたことになる。




登録日時: 2006/11/03 11:25:32 AM

英語記事はこちら


 


 

このページの先頭へ