エネルギー・地球温暖化

2005年11月04日

 

東京ガスと積水ハウス、燃料電池を導入した戸建て住宅販売

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(製造業)  企業(非製造業)  省エネ 

 

2005年4月26日、東京ガスは家庭用燃料電池のコージェネレーション(熱電併給)システム「ライフエル」を、一般家庭向け戸建て住宅に導入すると発表した。商用製品としての一般戸建て住宅における定置用燃料電池の導入は世界で初めて。

対象となるのは、積水ハウスが販売する東京都八王子市内の新築戸建て住宅3棟で、同年4月29日から分譲が開始されている。なお、同年9月に販売開始予定の武蔵野市吉祥寺の分譲地7戸にも、同システムが導入される。

「ライフエル」は、都市ガスから水素を取り出して空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱を利用して給湯も行なうという、エネルギー効率の高いコージェネレーション(熱電併給)システム。当該住宅には、このシステムを利用した温水床暖房や食器洗い乾燥機等も標準装備されている。

同システムの導入により、地球温暖化の原因物質であるCO2の排出量が従来システムに比べ約40%削減、一次エネルギー消費量も約26%削減可能となることから、快適な暮らしを送りながら地球環境にも貢献できる住宅として期待されている。



http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/list.html


http://www.sekisuihouse.co.jp/


登録日時: 2005/11/04 08:02:57 AM

英語記事はこちら


 


 

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