エネルギー・地球温暖化

2005年10月01日

 

ファーストエスコ、木質バイオマス発電事業推進

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業) 

 

ファーストエスコは、2005年7月14日、大分県日田市において、国内最大規模の日田ウッドパワー木質バイオマス発電所の建設に着手した。発電規模は1万2000kw。燃料は木質チップ年間約10万トン。運転開始は2006年11月予定。

同社は、製材などにより発生するくず材の調達を行う特定非営利活動法人日本樹木リサイクル協会(全国から82社加盟)と、バイオマス発電事業立ち上げを目指す業務協定を2003年5月に締結している。本提携により、同協会加盟企業が設立した会社を通じて、木質チップの長期安定供給を受ける。

同社では、本提携に基づいてバイオマス発電所を全国規模で10件程度立ち上げることを目指しており、すでに山口県岩国市で2004年10月、福島県西白河郡大信村で2005年5月に着工している。

木質バイオマス発電事業は、地球温暖化防止に貢献するとともに、地域の資源循環の一翼を担い、従業員の現地雇用を行うことで地域密着型の事業展開となることが期待されている。



http://www.jwra.or.jp/


登録日時: 2005/10/01 06:16:41 PM

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