エネルギー・地球温暖化

2005年06月05日

 

日本各地で風力発電事業進展

Keywords:  再生可能エネルギー  企業(非製造業) 

 

日本で風力発電事業に力を入れている電源開発の出資している3ヵ所の風力発電所が、新たに営業運転を開始した。2月28日に長崎県の「長崎鹿町ウインドファーム」で出力15,000kW(15基)と、熊本県の「阿蘇にしはらウインドファーム」17,500kW(10基)の運転が開始され、3月1日は、愛知県の「田原臨海風力発電所」22,000kW(11基)が稼働しはじめた。年間発生電力量の合計は約9300万kWh。

これにより同社が国内で手がける運転中の風力発電所は7件、合計出力は132,550kWになり、建設中・同準備中を合わせると、総出力は210,530kWとなる。

一方、四国電力は、愛媛県三崎町で事業を進めている「三崎ウインド・パワー」に出資して、風力発電事業に初めて参画した。同事業では出力20,000kW(20基)の風力発電所を2006年10月に営業開始する予定。年間発生電力量は約5000万kWhを見込む。

日本における風力発電量は、2001年3月からの4年間で6倍以上に伸び、2005年3月末現在で、出力約926,000kW(924基)。大規模な導入には、出力不安定性の克服や系統の強化といった技術的課題のほか、電力会社による買い取り義務制度や保証価格制度の必要性が指摘されている。



http://www.jpower.co.jp/news_release/news050228.html




登録日時: 2005/06/05 10:44:10 AM

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