2005年05月29日
Keywords: 再生可能エネルギー 企業(製造業) 環境技術
2005年2月7日、荏原実業は騒音や振動を解消し、高効率発電を可能にした小型風力発電システムの発売を開始した。
この新製品ループフェザーは、「3次元ループウイング」という、前後に3枚ずつ配置した翼形状により、エネルギーロスを削減し、低速回転でも高出力で効率のよい発電ができる。過回転防止機能や振動抑制機能により、従来品と比較して振動や騒音も少なくなった。また万一の飛散に備え、プロペラ部分にはテント地を使用するなど、安全性にも十分配慮している。
用途としては、発電・噴水・屋上緑化・灌水・ビオトープ・環境トイレ等のシステムのほか、都市公園、防災公園、学校、下水処理場、浄水場等も想定されている。販売価格は、350万円(定格出力:80W 定格風速:11.5m/秒)-4,800万円(定格出力:29kW 定格風速:11.5m/秒)。同社では、販売目標として初年度に10台(売上高1億円)、3年後には100台(売上高10億円)を目指している。
http://www.ejk.co.jp/topics/2005/2005020302.pdf
登録日時: 2005/05/29 08:22:02 AM
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