政策・制度・技術

2011年06月13日

 

専修大学情報科学研究所 自転車型人力発電機を開発

Keywords:  環境技術  再生可能エネルギー  大学・研究機関 

 

専修大学情報科学研究所の綿貫理明教授は2011年2月、機器メーカーの太陽電音、開発設計の伊藤工業と共同で自転車型人力発電機を開発した。自転車の後輪軸に太陽電音の風力発電機と、綿貫教授が開発した一定の電力に変える蓄電装置を装備しており、こぐことで「電気をつくる」ことができる。

当開発は、川崎市産業振興財団による産学連携の試作開発促進プロジェクトの一環。かねてから環境問題を扱っている同研究室では低炭素社会に向けて「『省エネ』から『創エネ』へ」をテーマに、風力・太陽光など再生可能エネルギーを日常生活に活用する目的で考案した。

今後、総合体育館のトレーニングルームで、発電・蓄電の実験を予定している。綿貫教授の試算では、稼働率60%とした場合、自転車20台で平均100ワットの人力発電を8時間行うことで、1日あたり9.6キロワットの電力が蓄電可能となる。将来的に、施設電力の一部に活用できるシステム作りを目指すとしている。

登録日時:2011/06/13 06:00:15 AM

English  

 

参照元

専修大学 自転車型人力発電機も展示
http://www.senshu-u.ac.jp/news/news_2010/news_20110205_ecotech.html


 

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