3R・廃棄物

2010年03月24日

 

日本コカ・コーラ、サトウキビのペットボトルを導入

Keywords:  3R・廃棄物  企業(製造業) 

 

日本コカ・コーラは2009年12月17日、植物由来の素材を使用したペットボトル「プラントボトル」を2010年3月より導入すると発表した。植物由来の素材を一部に使用した国内製造のもので、非再生資源である石油への依存を低減したもの。今までと同様に既存のペットボトルリサイクル工場で100%リサイクルが可能。

「プラントボトル」は、サトウキビから砂糖が精製される工程の副産物である糖蜜をペット樹脂の構成成分に転換して、糖蜜を最大で30%使用している。従来のペットボトルと形状、重量、強度の違いは全く無い。

このペットボトルを3製品に導入することで、年間2,045キロリットル相当の原油使用量削減効果が見込まれている。ガソリンに換算すると499キロリットルとなり、燃費1リットルあたり10kmの自動車で、地球を125周できる計算となる。

「プラントボトル」は世界的に展開が始まっており、現在、デンマーク・カナダ西部・米国西部の数都市で導入され、2010年にはブラジル、メキシコに加え、中国の上海万博でも導入される予定。

日本コカ・コーラ、商品にリサイクル材混合PETラベルを導入(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023810.html
植物由来素材の次世代型PETボトル「プラントボトル™」
http://www.cocacola.co.jp/corporate/news/
news_20091217.html

登録日時:2010/03/24 06:00:15 AM

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