2005年06月07日
読売新聞社が2005年2月に行った「結婚観」に関する全国世論調査(面接方式)によると、「結婚しなくても1人で幸福」と思う未婚女性が7割超に上っていることがわかった。
「結婚しなくても、女性は1人で十分に幸福な人生を送れると思うか」という質問に対し、未婚者では「そう思う」は69%で、既婚者の50%を上回った。未婚女性では73%で、2003年の前回調査より10ポイント増加した。未婚男性は67%であった。年代別では、「そう思う」は、20歳代では74%、30歳代66%、40歳代58%。
「晩婚化が進んだことが社会的に大きな問題と思うか」に対しては、「そう思う」が58%で、「そうは思わない」(40%)を上回った。晩婚化の背景(複数回答)については、「女性の社会進出が進んだから」(67%)、「適齢期などにこだわらない人が増えたから」(52%)などが上位を占めた。
この結果は独身女性の間で、未婚や晩婚を否定的にとらえない傾向が強まっていることを示しており、こうした意識が日本で「晩婚化」の進む要因のひとつとなっていると考えられる。「晩婚化」が「少子化」につながっていると考える向きも多い。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/seisaku/syousika/1022-1.html
登録日時: 2005/06/07 10:51:12 AM
英語記事はこちら