エネルギー・地球温暖化

2012年12月21日

 

須坂市 学校が発電所、地域で賄うエネルギー

Keywords:  再生可能エネルギー  地方自治体 

 

須坂新聞によると、同市の太陽エネルギー推進協議会は小中学校の屋根を活用した太陽光発電システム計画を進めており、県内初のモデル事業として相森中学校に設置工事を行い、2012年10月25日に稼働を開始した。

同校の教室棟、体育館、格技棟の屋根にパネル440枚を設置。一般家庭25軒分に相当する100.0キロワットを発電している。初期費用は4000万円で、全量買い取り制度を活用し、10年程度で回収できる見込み。

運用状況をみて市内他校への設置を検討、県内へ普及を進める予定。同規模の装置を設置した場合、県内の小中高は705校で約7万キロワット、全国の小中高38,305校で原発4基分に相当する約383万キロワットの発電が可能となる。

今後は出資者を募り、公共施設の屋根に装置を設置し、売電収入を出資者に配分する仕組みを検討しているとしている。

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