第２回エコ大学ランキング：国公立では三重大、私立では日本工業大が１位に

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Campus Climate Challenge 実行委員会は2010年11月４日、各大学の気候変動を中心とした環境対策を点数化して順位をつけたエコ大学ランキングの調査結果（速報版）を発表した。国公立大学部門では三重大学、私立大学部門では日本工業大学がそれぞれ１位に輝いた。

同実行委員会は、大学の環境改善活動に関心のある大学の環境サークル・環境ゼミ等のグループをメンバーとする組織。第２回となる2010年度は、全国744校を対象に「CO2 排出量・エネルギー使用量」「廃棄物」「実施している温暖化対策」 「学生への教育」「学生との活動連携・協働」「大学独自の取り組み」の６項目について調査した。項目ごとに点数配分を設定し、有効回答が得られた計151校（国 公立75校、私立76校）について、1,000点満点で採点した。

規模別部門での１位は、小規模（学生数5,000人未満）が日本工業大学（471点）、中規模（同5,000人以上１万人未満）が三重大学（552点）、大規模（同１万人以上）が筑波大学（483点）であった。CO2削減率部門では20.6％削減した神田外語大学、温暖化対策実施部門では280点満点中259点を獲得した岩手大学、自然エネルギー導入率部門では導入率2.3％（28,344kWh）だった郡山女子大学、同短期大学部がそれぞれ１位となった。

登録日時：2011/03/02 06:00:15 AM