エネルギー・地球温暖化

2009年09月30日

 

宇都宮市役所 月2回の一斉消灯「スイッチオフday」を開始

Keywords:  省エネ  地方自治体 

 

栃木県宇都宮市役所は2009年6月から月2回、正規勤務時間外の午後6時以降に庁内を一斉消灯する「スイッチオフday」の取り組みを開始している。これまでも「ノー残業デー」として、業務の効率化を図ってきたが、消灯によってさらに消費電力量やCO2削減などの環境配慮行動を推進するもの。

2008年度に一斉消灯の試行実施を5日間したところ、職員全員が定時退庁した課、室が83.5%に及んだという効果があった。今後の実施は毎月第1と第3水曜日に行われ、年間で24日間(2009年については20日間)となる。それによって年間消費電力量が約3万kWh、電気料金が約30万円、CO2排出量が約13トンとそれぞれの削減が見込まれる。これは杉の木約900本が1年に吸収するCO2量に相当する。

定時退庁によって、計画的でメリハリのある執務の推進、規則的な生活リズムの維持、家族とのコミュニケーション時間の増加など、ワーク・ライフ・バランスの推進効果も期待される。

経済産業省、省内一斉節電運動により最大29.4%の節電効果(関連のJFS記事)
http://www.japanfs.org/ja/pages/023114.html
宇都宮市役所 月2回の一斉消灯「スイッチオフday」を開始
http://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/dbps_data/
_material_/localhost/sougouseisaku/kohokocho/
kishakaiken_koho/2009/suittiohudeinohonnkakujissi.pdf

登録日時: 2009/09/30 06:00:15 AM

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