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2006年01月28日

 

JFSサステナビリティINDEXとは



日本の持続可能性を定量評価する「JFS指標」による
試算結果発表、日本の持続可能性は約19%減退(対90年比)

JFSでは、持続可能な日本を測定する、20のヘッドライン指標を選別。この指標を用いて日本ではじめて日本全体の持続可能性を定量評価しました。
2050年を目標値(100点満点)として、2005年現在の数値は33.5点、1990年の41.3点であり、対90年比で約19%、日本の持続可能性が後退しているという試算結果が出ました。

2005年6月8日(水)、(社)日本記者クラブにて記者発表会を行いました。

指標づくりの背景・目的

日本では環境に対する多様な取り組みが、さまざまなプレーヤーによって活発に行われ、世界的に見ても高い水準にあります。しかし一方、地球温暖化をはじめ、環境破壊や汚染は地球規模で着実に進行しており、それらを止める所までには至っていません。

  1. 各企業や行政、自治体、市民、NGOなどの個別の努力や成果が、日本全体でどの程度のパフォーマンスにつながっているのか。
  2. その結果、「日本の持続可能性」は前の年よりも進んだのか、後退したのか。持続可能な国に一歩でも近づいたのか、遠ざかったのか。

私たちは、これらを可視化する「指標」を定め、「持続可能な日本のビジョン」を策定し、「持続可能なこの国のかたち」を少しずつ目に見えるように、描いていきたいと考えています。

「気づくこと」で、人ははじめて動きます。この指標が、持続可能な日本のあるべき姿を可視化し、定量化することで、多くの人に「気づき」をうながす、そんなひとつの足がかりとして、多くの人が「持続可能な日本の全体像」に対して目を向けるきっかけとなることを願っています。

プロジェクトの全体像

プロジェクトの全体像
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