2013年08月04日
Keywords: お金の流れ NGO・市民 エコ・ソーシャルビジネス
公益活動を支援したい県民から必要な資金を募り、ボランティア団体、NPO法人、コミュニティ団体等(NPO等)の活動を支援する「めじろん共創応援基金」が大分県で創設され、創設を記念したシンポジウムが2013年1月25日、大分市の大分県消費生活・男女共同参画プラザ「アイネス」で開催された。
シンポジウムには、企業、NPOなどの関係者約110人が出席。県民パネルディスカッションでは、寄付をする文化を県内に広める方法や、基金への期待についての意見交換、NPOの活動成果を県民に広く周知させることの重要性について、また寄付金額を知らせる仕組みや、寄付したことをたたえる文化の醸成の必要などの意見が述べられた。
同基金は行政、民間といった従来の制度的枠組みでは十分に対応しきれない新しい地域課題に取り組んでいるNPOの活動を支援するとしており、新規性・モデル性の高い提案事業に対する助成等を行うとともに、県民全体での公益活動を強化し、すべての主体が公益を支える地域社会を創造するとしている。