2013年04月04日
東日本大震災被災地の放課後学校「コラボ・スクール」が2012年12月12日、日本各地で行われている社会的課題を解決するための活動を発見しFacebookで紹介、表彰する「いいね!JAPANソーシャルアワード」の最優秀賞を受賞した。
同スクールは、津波で家が流され狭い仮設住宅で暮らすなど、落ち着いて学ぶ場所を失った子どもたちを対象として、2011年に宮城県女川町と岩手県大槌町に開校した。運営は、首都圏を中心に高校生へのキャリア教育を手掛けるNPOカタリバが行い、地元の塾講師、全国からの寄附やボランティアなどが小中学生など約400名の学びを支えている。
復興を支える未来のリーダーを東北の地から輩出することを目指して、基礎学力をつけるとともに、講師・ボランティアの先生などさまざまな大人とのふれあいを通じて生徒たちのキャリア観を醸成したいとしている。