パナソニック サポートファンドでNPOの組織基盤強化を支援

パナソニックは2012年11月20日、NPOサポートファンドの2012年募集事業贈呈式と、キャパシティビルディングフォーラムを開催した。同社は2001年にNPOサポートファンドを設立以来一貫して、市民活動の持続的発展や社会課題の解決促進、ひいてはそれが社会の変革に貢献することを目的に、NPOのキャパシティビルディング（組織基盤強化）を支援している。

贈呈式では選考の総評として、減災や共助に取り組みつつ持続可能な運営が求められている"災後社会"のNPOや市民団体へのエールが送られた一方で、痛みを伴う改革を志し、日本の将来に思いを馳せ果敢に応募する団体が増えて欲しいとのメッセージが添えられた。

キャパシティビルディングフォーラムでは、「成果を出せる組織」に必要なもの、組織基盤強化を「応援する仕組み」について、支援の受け手となる活動団体と支援組織による取り組み発表やパネルディスカッションが行われた。リアリティあふれる議論を通じ、組織を根底から変える覚悟が成功を導くカギであること、組織基盤があって初めて個々のプロジェクトも発展しうること等の考えが参加者間で共有された。

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